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人口知能が労働現場を変えるのだろうか

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労働現場の課題

今の労働現場で言われる課題は、労働者不足と長時間労働です。労働者不足もサービス残業も新しいテクノロジーによって解決できるかもしれません。

運送業ではヤマト運輸が配達時間の見直しと、運送料の改定を発表しています。その背景には労働者不足があります。インターネットのユーチューブに配達員が荷物を蹴り上げる動画がアップされました。それを見た人達からは、運送会社を責める声よりも、過酷な状況で働かされている従業員のストレスの高さに心配の声が挙がりました。結果、運送料の改定も、配達時間の見直しも顧客にすんなり受け入れられたと思います。

もちろん課題を抱えているのは介護の現場でも同じ。製造業でも同種の課題を抱えていることでしょう。ましてや少子高齢化。これから労働現場ではますます問題が顕在化してきそうです。

人工知能の役割

労働現場の数々の課題を解決する手段として人工知能が期待されています。とくに、単調作業であったり、合理性の中で動くことに関してであったりすると人口知能などのテクノロジーは抜群の相性を示します。

例えば、運送業界で最も活躍するドライバー。今、世界中で自動運転自動車の開発が進められています。もしドライバーの役割を人工知能が果たしたら、仕事が楽になることと同時に、人手不足を解決する方法になりえます。ただ残念なことは、自動運転自動車の場合、事故が起きたときの責任問題があり、完全自動運転というわけにはいかないのです。あくまでもドライバーの運転を補助する程度の役割になりそうです。

介護現場でも人手不足がさけばれています。もし人口知能があれば、ベッドの上で寝ている人を監視するカメラ映像を解析することで、介護士を部屋に派遣するべきかどうかを判断させることができます。そうすれば、介護士が効率よく働くことができるようになります。この人工知能エンジンは実際に実用に向けた準備が着々と進んでいます。

人の心を読む

人口知能が労働現場で活躍できないと思われているのは、感情的だったり身体的な接触が必要であったりする仕事です。ホテルの受付にロボットを置いたホテルが話題になっていますが、やはり人間の笑顔で出迎えて欲しいと思うのは私だけでしょうか。

そんな人間的な役割を任せることはできないと考えられてきた人口知能も、人間のように振る舞うことはできるようになってきました。その背景には、膨大なデータを学習するディープラーニングの技術が発達してきたことと無関係ではありません。