人工知能オンラインは、人工知能時代を乗り越えるため、国内外で利用される人工知能についての情報を発信しています。

クリエイティブ志向の右脳を人口知能(AI)が担えるのか

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音楽を奏でる人口知能

曲の長さや、ピアノやフォーク・ロック・エレクトロニック・ポップス・映画音楽などのジャンル、雰囲気などの条件を指定することで人口知能が音楽を作成してくれるサービスがあります。それが「Jukedeck」です。同じ条件を指定しても同じ音楽にならないので、その都度人口知能が音楽を作成しているようです。人工知能が作成した音楽は著作権フリーです。

ジャス系の音楽を人工知能が作成する「deepjazz」も人気です。プログラマーのJi-Sung Kim氏が作成しました。既存の人工知能の技術を駆使して作ったのです。36時間で作成したというからなおさら驚きです。

音楽は計算と違いクリエイティブな思考が求められます。つまり、人工知能のような計算を得意とするようなものに、音楽制作は難しいと考えられてきました。しかし、結局はクリエイティブな思考も計算の一種なのでしょうか。今後のjukedeckやdeepjazzの活躍が期待されます。

ライターの仕事

人口知能が発達することで失われる仕事は何なのか。巷ではそんなことがお酒を飲みながら語られています。

2014年には人工知能が書いた記事が登場しました。記事を書く仕事といえば、マスコミの記者や雑誌などのコンテンツを作成するライターです。人工知能の「ワードスミス」は、単純に記事の文章を書くだけでなく、図表なども添えて完成させます。逆にいうと、グラフなどの図表の解説を人工知能「ワードスミス」が書き上げることもできるのです。

利用される場所が想定されます。例えば、健康診断を終え専門的なグラフを渡されます。医学的にはとても意味のあるグラフですが、一般の患者には意味が読みとれません。そこで、人口知能のワードスミスがグラフの意味を瞬時に解説してくれるのです。解説するために文章を書くだけでなく、言語化するのもいいでしょう。

もちろん文章を作成できるのですから新聞記事を書かせたりするのもいいでしょう。いずれにせよ、新聞記者やライターの一部の仕事が人口知能に置き換わる時代が来るかもしれません。

真実は小説よりも奇なり

人口知能「作家ですのよ」は人間と一緒になって短編小説を作成しました。そして、日経新聞経済新聞社が主催する「星新一賞」に小説を応募し、一次審査を突破したのです。最終審査まで残ることはできませんでしたが、一次審査を突破したことで今後への期待が集まります。

ただ、実際には人工知能が2割、人が8割という割合で作成した小説だったようです。